こんにちは!今回は陸上競技の短距離、ハードル選手におすすめするストレッチについて紹介します。ストレッチはケガの予防の他に柔軟性を高めることなどの良いことがあることはご存じでしょう。しかし具体的にどのようなことをするべきか知っていますか?またデメリットも存在するかもしれないことをご存じですか?
この記事ではハードル選手が行うべきストレッチの効果と目的、具体的な方法からデメリットまで紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!!
ストレッチの目的と効果
あなたはストレッチの目的とその効果を適切にご存じですか??主に柔軟性の向上、ケガの予防、パフォーマンスの向上の3つがあります!順に見ていきましょう。
柔軟性の向上
ストレッチの一番の目的と言えば柔軟性を高めることです。柔軟性はあればあるほど良いということはありませんがある程度以上の柔軟性を持ち合わせていることほど良いことはありません。ハードラーでは特に股関節やハムストリングなど下半身の柔軟性が重要になります.
ハードルを越えるときは普段の走りとは少し違った動きをします。この時に走る姿勢からリード脚を伸ばし、抜き足を横から前に持ってくるように足を動かします。股関節が固いと抜き足を前に持ってくるときに最短距離で持ってくることが困難になります。ハードラーにとっては股関節の柔軟性がかなり重要な要素となるため柔軟性が不足していると考えている方はいち早くストレッチを始めましょう。
また股関節の柔軟性を高めることで普段の走りがよくなる可能性があります。股関節の柔軟性を高めて可動域を広げることでストライドが大きくなり一歩でより遠くまで進むことができます。
ケガの予防
ケガとストレッチに関する研究で肉離れや腰痛などの脊椎疾患の発生を予防できるという報告がいくつか上がっています。また今のところストレッチをすることで肉離れの発生確率が向上するというデータは存在しません。そのため直接的な関係はまだわかっていませんがストレッチをすることでケガを予防できることが分かります。
具体的にはストレッチによって関節の可動性を広げることと筋肉を伸ばすことの2つが影響しています。特に筋肉を伸ばして柔らかくすることで肉離れを含む筋断裂などの恐れが低下します。
パフォーマンスの向上
ストレッチをすることで具体的にどのようにパフォーマンスの向上につながるのでしょうか。ハードル選手に向けてではハードルをスムーズに超えることができるようになることと普段の走りが改善されるという2点があります。まず先ほど述べたように股関節の柔軟性を高めることでより低く、より綺麗にハードルを越えることができて、結果的にハードルを越えるときに発生するロスを最小限に抑えることができます。
また股関節と同時に肩甲骨周りの柔軟性を高めることが大きな一歩を生み出すことに効果的です。腕振りをするときに肩甲骨が固いと大きく後ろまで振ることができずストライドを大きくすることが難しくなります。肩甲骨が柔らかければ大きな腕振りをすることができていつも以上のストライドを出すことができるでしょう。100mの世界記録保持者のウサインボルトも肩甲骨が非常に柔らかいことで有名です。
デメリットはあるの?
ここまでストレッチの有効な効果を述べてきましたがストレッチによるデメリットは何かあるのでしょうか。ほとんどデメリットはないと考えてよいですが注意すべき点が2つあるためそれぞれ見ていきましょう。
無理に伸ばしすぎる
無理にストレッチを行うと筋肉や腱、関節に過度な負荷がかかってしまいます。痛いが気持ちいいくらいの強度が一番ちょうどいいため痛すぎるほどの強引なストレッチをしている方は無理ない範囲で行いましょう。
今の状態で体が硬くても継続していくうちに安全に柔軟性を向上させることができるため焦らず継続しましょう。
筋肉が柔らかくなりすぎる
筋肉を柔らかくすることはストレッチの一番の効果でありますが筋肉を柔らかくしすぎるはパフォーマンスの低下につながるかもしれません。ハードルを跳ぶ際、着地局面で筋肉が柔らかすぎると地面からの衝撃をうまくとらえられずロスが生まれてしまう可能性があるからです。練習前などは積極的にストレッチをするのをお勧めしますが大切な試合前などは控えたほうが良いでしょう。
具体的な方法
ここまでで具体的な効果や少しのデメリットが分かったと思います。次は具体的なハードルのストレッチを紹介していきます!!
ハードルフォームストレッチ
1,空中でのハードルを跳ぶ姿勢を取る
→リード脚はまっすぐ、抜き足はリード脚に対して90度になるようにする
2,腕振りをつけてリズムよく体を前傾させる
→このときリード脚と逆側の腕を前に出す
3,これを10回3セット行う
まずお勧めするのがこのストレッチです。リード脚のハムと股関節を重点的に狙えます。ポイントは抜き足を股関節、膝、足首すべて90度にすることです。体が硬いと、この姿勢を取るのだけでもかなりきついですが頑張りましょう。毎日やることで効果を実感できます。
ハードルフォーム切り替え
1,さっきのハードルのフォームをとる
2,足に力を入れて腰を宙に浮かせる(股割りのような姿勢)
3,上体を180度回転させてリード脚が逆になるようにしてハードルのフォームをとる
この動きは左右どちらの柔軟性も必要なため難易度が高いです。しかし負荷が高い分効果は絶大です。ハードルの動きをする前にこれを取り入れるだけでハードルを飛び越える感覚がよくなります。
股関節
1,起立の状態からできるところまで股関節を広げる
2,左右のかかとに逆の手で触る
3,これを左右10回繰り返す
狙いは股関節の柔軟性です。繰り返すとだんだん前回より深い位置でストレッチができるようになると思います。
1,さっきの姿勢を取る
2,そのまま股関節を意識して前方に体を倒す
加えてこの動きも効果的なので余裕がある場合は取り入れるとよいでしょう。



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